メンター×新入社員対談2020

2018年の新卒採用第一期生の入社をきっかけにスタートしたメンター制度。
入社から約2年の間、指導する側のメンターと教わる側の新入社員はどういう風に関わってきたのか。
実際にメンター制度を経験した2人に、最初のイメージや制度の魅力、
良かったこと、などを語り合ってもらいました。
リアルな話から、社内の雰囲気や先輩・後輩との関係性を感じ取り、
皆さんの入社後についてもイメージを膨らませてください。

Profile

メンター

Masahiro Nakatani

東海支店 刈谷営業所
セールスエンジニア
2015年度入社
経済学部 経済学科卒業

新入社員

Yusuke Tsuge

東海支店 刈谷営業所
セールスエンジニア
2018年度入社
文学研究科 フランス文学専攻卒業

TALK01

教える側、教えられる側も初めての経験。
最初感じたのはメンター制度がある安心感。

中谷

僕らの時代は、先輩が後輩を指導するという、ごくごく一般的な人材育成のカタチしかなかったんだよね。だから、メンターを任された時は正直ちょっと緊張したかな。

柘植

新入社員の立場から考えると、何でも聞けて、相談できる先輩が決められている仕組みというのは心強かったですね。特に僕は大学では文学を学んでいてITのことはほとんど知識がありませんでしたから。

中谷

教える側、教えられる側も初めての経験。最初感じたのはメンター制度がある安心感。そう言えば、フランス文学を学んでいたんだよね? 紹介される前にその話を聞いて、さらに実際に顔合わせで声をかけた時は、新人とは思えない程、落ち着いていたから、本当にビックリしたよ(笑)。

柘植

いえいえ。初めてお話しをした時は、けっこう緊張していたんですよ。なかなか分かりづらいかもしれませんけど。

中谷

なるほどね。今まで照れくさくて、こんなこと聞いたことはないんだけど、最初の僕のメンターとしての印象はどうだった?

柘植

これは今も覚えていることなんですけど、中谷さんに出会って早々に「柘植さんには、同期で一番になってもらいたい」と言われたのは衝撃でした。

中谷

今考えるとそれって「鬼教官」みたいに感じたんじゃ……。

柘植

そんなことないですよ(笑)。むしろ逆のイメージです。“同期で一番になる”というビジョンを最初に示してくれて、そのために「スキル把握テストの点数は年内にここまで取ろう」と言っていただき、次の日から過去問を解くという感じだったじゃないですか。「僕の育成方針について真剣に考えてくれている」、「1歩、2歩先の展開まで考えて指導してくれている」と思いましたよ。

中谷

それは嬉しいね。実は、顔合わせの時に柘植さんに対して感じたのは、「今後が楽しみだな」という大きな期待感だったんだよね。それに「新卒第一期生は、NTT西日本ビジネスフロントの将来を背負っていく存在だ」という想いもあってね。そんな想いに応えるように、柘植さんは、僕が出した課題に積極的に取り組んでくれて嬉しかった。その姿勢に触発されて、もっと成長してほしいという気持ちが高まり、次の課題を……という風になっていったんだよね。

柘植

中谷さんとの出会いは、僕にとって大きかったです。セールスエンジニアとしての師匠というか、目標とする存在が目の前にいるという安心感を持たせてくれました。

中谷

ちょっと褒め過ぎじゃないかな(笑)。

TALK02

メンターと新人が目標を共有しながら、
共に行動する中で、成長を加速させていく。

柘植

実際に中谷さんからセールスエンジニアとしての仕事を教わりながら、一緒にお客さま先を訪問する中で思ったのは、「中谷さんは仕事をいつも楽しそうにしている、楽しんでいる」ということです。その影響もあって、僕も仕事を楽しむことで良い効果がいろいろあると思えるようになってきました。

中谷

確かに、僕にとっては「仕事が趣味」みたいなことはあるかな。お客さまにはいろんな課題があって、技術や製品、サービスを提案して解決していくのは楽しいし、やりがいにも思えているし。柘植さんには、意識して伝えようとはしなかったけど、自然に分かってもらえていて良かったよ。

柘植

もう一つ、初期の同行ではお客さま先に着くまでの車内で、中谷さんがいろんな課題を出してくれたり、訪問先での対応をシミュレーションする形で想定問答を出してくれたことは忘れもしません。最初は分からないことの方が多かったですが、徐々に仕事も理解し、答えらえるようになってきた頃には、自分も成長できていると実感できましたね。

中谷

僕自身メンターとして、柘植さんと接している中で気づかされたことも多いと思う。中でも、新人だからこそ持てる慣習や考え方にとらわれないフラットな目線というのは、すごくうらやましいと思った。経験を積むとついつい定番の商品やサービスを軸に提案しがちだけど、新人は新しい商品でも良いと思えば、素直に提案する。そんな姿勢に見習うべきところもいっぱいあると感じたよ。

柘植

そういえば、中谷さんは何をするにしても「あれはダメ」、「これはダメ」とは一切言わず、僕に自由に考えてチャレンジさせてくれましたよね。おかげで、ノビノビと仕事ができて、自分で考えて行動する力も身についたように思います。

TALK03

2年にわたるメンター制度の運用経験を糧に
人を育てる環境は、さらに磨かれていく。

中谷

これまで約2年間、メンターとして柘植さんと関わってきて、すごく成長したなと感じているよ。スキル把握テストの点数は、僕が2年目の時よりも高い点数を取っているし。それと、今は後輩に教えたりするシーンを見かけるようになって、頼もしい限り。教えてきた甲斐があったなと。

柘植

ありがとうございます。自分ではまだその実感はないですが、そういった僕自身が気づかないところを指摘してくれたり、アドバイスをいただけたりしたから、今の成長があるんだと改めて思います。

中谷

メンターとしては、僕も初めての経験ばかりで、色々試行錯誤はしたけれど、僕の方も人に教えることを通して成長させてもらったと実感しているよ。メンター制度を通してお互いに成長できたと言った方が正しいかな。

柘植

僕は一方的に育ててもらっているという感覚ですが、教える側にも成長があるんですね。意外でした。そう考えると、メンター制度については、これからも進化させていってほしいです。

中谷

ここ数年でビジネスフロントの教育制度や研修制度は、かなり高い水準になってきているとは感じているし、特にメンター制度は、新人一人ひとりの個性や可能性などをメンターが考慮しながら、その人にマッチした方法で成長を後押しできるのが良いところだよね。僕の場合は、勉強家の柘植さんだったから、課題や目標を設定してスピーディに成長できるようにしたけれど、ゆっくり、じっくり育てた方が良い人の場合は、それもできる。その人に寄り添った指導・育成ができるのはメンター制度ならではのメリットだね。

柘植

本当にそうですね。新人の立場としては、メンター制度をフルに活用させていただき、1年目、2年目と何の心配もなくやってこられました。それに、中谷さんという尊敬できるメンターと出会えたのは良かったです。だから今後は、もっと力を付けて中谷さんのようになり、メンターもやってみたいですね。

中谷

じゃあ、早く僕を越えるような存在にならなくちゃね(笑)。

柘植

おっと、また難しい課題を! でも頑張ります!これから入社してくる後輩たちのためにも、メンター制度をもっとより良いものにしたいですしね。

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